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LED照明の節電・コスト削減効果

旧来型の白熱電球や蛍光と比較したLED照明の消費電力をまとめている他、更なる節電を実現するための方法についてお伝えしています。

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明るさはそのままでも、少ない電力消費量

これまで説明してきたように、LED照明は、従来照明に比べ消費電力が少ないことから、上手に活用する事で、明るさを維持しながらも節電が可能です。

また、照度に着眼することで、更に節電が可能なことをご存知でしたか?以下、実際のLED照明導入プロジェクトの事例から更なる節電を具体的にご説明しますが、まず、従来照明と比較して、LED照明は、どの程度電力を削減できるのでしょうか?

多くのオフィスや商業施設で利用されてる照明タイプごとに消費電力を比較しましたので、まずは確認してみましょう。

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各照明タイプとLED照明の消費電力比較

実際に、一般的な旧来型の照明との消費電力の比較を以下に示します。

白熱灯・電球タイプ照明との比較

比較条件 シリカ電球 100W LED 15.7W 結果
消費電力 100W 15.7W 約84%削減

白熱灯・電球タイプ照明との比較

比較条件 シリカ電球 100W LED 15.7W 結果
消費電力 100W 15.7W 約84%削減

ダウンライトとの比較

比較条件 水銀ランプダウンライト400W LED111.6W 結果
消費電力 415W 111.6W 約73%削減

HID(水銀灯)照明との比較

比較条件 水銀灯ランプ700w LED237W 結果
消費電力 745W 237W 約68%削減

ハロゲンライトとの比較

比較条件 ハロゲンランプ100W LED6.2W 結果
消費電力 100W 6.2W 約94%削減

投光器型照明との比較

比較条件 メタルハライドランプ1,000W LED400W 結果
消費電力 1,050W 380W 64%削減

街路灯との比較

比較条件 水銀ランプ街路灯200W LED72W 結果
消費電力 210W 78W 約63%削減

スクエアタイプ照明との比較

比較条件 FPL36W (FHP32W)4灯用 LED 14.9W 4灯用 結果
消費電力 32.5W 14.9W 約54%削減

上記の通り、照明タイプにより異なりますが、従来の照明と比較し、LED照明は概ね50%〜90%もの消費電力を削減できることがわかります。そのため、オフィスや商業施設などの照明が多い場所、また長時間点灯しなければならない場所ほど大きな節電効果が期待できるのです。消費電力が少ないということは、当然、電気代に比例しますので、その分、電気代も安価になるということです。

尚、「LED照明の種類と選び方」では、ここで取り上げた消費電力比較のほか、CO2排出量や寿命についても比較を行っていますので、是非ともご参考ください。

LED照明の種類と選び方

LED照明で節電・コスト削減効果を高めるポイント

消費電力の算出方法を分解し、効果の高い導入方法を知る

消費電力計算式を構成する各種要因

LED照明の計算式

LED照明の消費電力は、上の計算式にて簡単に算出できます。

この算出の元なる各要素・要因を理解することで、節電効果を高めるポイントが見えてきます。各要因毎に施策の性格が異なってきますが、まずは、個々の照明の消費電力を引き下げるのが重要です。これは、現在のところ、長寿命などの特徴を鑑みると、現実的な選択肢としてLED照明が最も有力でしょう。

また、中には営業日数や電力単価など企業側で削減しにくい点もありますので、その他の灯数と使用時間を削減するポイントとして、以下にて説明します。


参考:
弊社のスタッフによるブログ記事 「LEDの消費電力から電気料金の計算方法を知っておこう!! (LED蛍光灯の電気料金について)」で、電力単価の調べ方から具体的な計算について解説していますので、ご参考ください。

電気代削減のポイントとアプローチ

要因 削減方法例
灯数 台数そのものを減らすこと。ただし、限度がある場合は、点灯数を少なくしながら、取り替えるLED照明の照度を調整(本数を減らしながら照度をあげる)することでコスト削減可能性がある。
使用電力 個々の照明の使用電力を引き下げること。つまり、LED照明への取り替えを意味します。LED照明を導入することで、概ね50%〜90%もの消費電力を削減することになります。
使用時間 1日のうち、点灯する時間を引き下げる工夫をすること。人感センサーを用いることで、引き下げが可能です。
営業日数 営業日そのものを抑えることができれば節電効果も高まりますが、企業等のお客様の場合、営業日数を減らすというのは現実的でありません。よって、上記の要因の中から具体的に施策を講じます。
電力単価 電力単価は、地域の電力会社との契約となり、この部分はコントロールがしにくい点です。

優先的に、灯数が多い場所をLED照明に取り替えることでコスト削減効果が大きくなる

消費電力計算式では、基本の要因として「灯数 * 使用電力」があります。使用電力は、LED照明に取り替えることで、一台あたりの使用電力は、50〜90%削減可能となるため、あとは灯数が多い箇所を特定し、優先的にLED照明取り替えの対象としましょう。

オフィスや商業施設は、蛍光灯を多く使用しています。一施設で数百本使用されているのは珍しくありません。設置された照明の台数と、蛍光灯などは一台に、2灯ついている場合があります。また、スクエアタイプの照明などは、一台に4灯ある場合などありますので、「灯数」を見て数を数えましょう。また、白熱灯・電球なども廊下、トイレなどあらゆる場所に設置されているため、見えにくいですが「灯数」が多いものです。

ショールーム、アパレルといった店舗は、蛍光灯よりも、演出効果が高いダウンライトハロゲンタイプの照明が多く使用されているはずです。このタイプの照明は、1灯あたりの消費電力削減は、90%以上になる可能性が高く、最も電気代を削減できる可能性が高まります。

また、これらと代替できるLED照明は長寿命であることも見逃せません。消費電力を削減できるだけでなく、取り替えの回数も少なくすることができますので、中長期的に見ても、取り替えるべきでしょう。

ダウンライト等、LED間接照明

照明を継続して点灯する場所程、節電効果が高く、コスト対効果も高まる

工場や倉庫、商業施設、高齢者福祉施設など、照明を一日中点灯し続ける「必要性」がある施設が多くあります。弊社の御得意様の倉庫でも照明器具の配置換えを行なったうえで、台数を減らし、明るさ(照度)を確保するよう施工した結果、大幅な節電とコスト削減を同時に実現しました。このような施設は、使用電力が長くなります。よって、電気代への影響も大きなりますが、コスト削減効果を感じもらうために、工場を想定し、実際の削減効果を考えてみましょう。

例えば、広く使用されている蛍光灯40W 1灯用を、LED13.1Wに変更した場合、さらに電力単価を高圧A(契約電力500kw未満)の¥16.96という設定で考えます。

仮に灯数を100台(実際の中規模倉庫では、500から1000もの灯数は珍しくありません。)、そして使用時間10時間/日、営業日数300日で計算してみます。

たった100灯で年間約13万円以上もの削減効果です。これがもし、2灯用の照明器具だったら単純に2倍の削減費用になりますので、200灯の場合、400灯の場合など、大きければ大きいほど、削減のインパクトも高いものになるのです。

また、これら削減費用は単純に利益となって還元されますので、他業種と比較して利益率の低い工場などは、利益創出施策としても活用が可能でしょう。

蛍光灯とLED照明の電力消費量のシミュレーション比較

人感センサーや調光機能で更に使用時間を減らし、賢く節電・コスト削減を

使用時間を減らすことは限度があると思うかもしれませんが、まだ方法はあります。最近では、倉庫やオフィスの蛍光形照明器具をLEDに取り替えるだけではなく、人感センサー・調光ユニットで使用時間を減らし、電気代を削減している事業者様もおります。

調光機能は、窓際などの明るい箇所の照度を自動で絞り、人を感知したら自動点灯し、居なくなったら減光するなどを組合せることが可能ですので、LED照明の取り換えにより消費電力を削減するだけでなく、必要なタイミングのみ点灯することで、点灯時間そのものを少なくするという取り組みが可能になります。

また、なんと最近ではスケジュール機能も搭載しているユニットもあり、予め照度を設定しておくことで計画どおりの省エネを実現し、更なるランニングコスト削減が可能になったり、タブレット端末を利用して電気を制御するシステムも発売されるなど、技術進化が止まりません。


参考:
弊社のスタッフによるブログ記事 「LED照明・電球の人感センサーで賢く節電 – その利用場所と人感センサー対応メーカー及び製品」では、最新の人感センサーを用いたLED照明メーカーと製品について詳しく解説しています。

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